夏期休診について
8月12,13日(金・土)は夏期休診とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
15日 月曜日より通常診療いたします。
五十嵐歯科医院
2016年8月9日 10:00 PM カテゴリー: 未分類
8月12,13日(金・土)は夏期休診とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
15日 月曜日より通常診療いたします。
五十嵐歯科医院
2016年8月9日 10:00 PM カテゴリー: 未分類
(公社)日本口腔インプラント学会第45回学術大会に参加してきました。
会場が岡山シンフォニーホール・ホテルグランビア・コンベンションセンター・シティミユージアムなど4ヶ所に分かれており聞きたい演題会場への移動が折からの連休中であり交通機関の渋滞や混雑が予想以上で大変でした。
しかしながらメインテーマの「健康維持と口腔インプラント治療、口腔インプラント治療のメリットを再考する」の内容にあったテーマも多く、
特に大会長 窪木拓男先生の
「超高齢化社会における口腔インプラント学会専門医の責務とはー最後まで患者に寄り添った治療を行うためにー」
はこれからの超高齢化社会のインプラント治療の理想的な方法や今後のインプラント埋入患者さんへの対応方法について示唆され勉強になりました。
当院でもインプラント埋入後30年以上経過患者さまでその後継続的に定期健診に通院している患者さまが14名います。20年以上通院している患者さまが82名、10年以上経過して通院している患者さまが177名います。(2015年5月30日現在)
インプラント埋入時平均年齢が52歳ですから、30年経過した患者様は平均82歳になります、今後20年経過した患者さまや10年経過した患者さまも増えていきますので、このテーマはとても興味ありまた重要な問題点も教えてくれました。
埋入したインプラントが今後40年50年と口腔内で機能するよう定期健診でチェックしてインプラントが長く機能してもらいたいと思います。
2015年9月28日 9:14 AM カテゴリー: 未分類
こんにちは 山中です。
根面う蝕という虫歯は歯肉退縮により露出した根面に発生するう蝕で高齢者に特徴的なう蝕です。
このう蝕は露出した根面つまりセント質に覆われた象牙質に生じるう蝕です。このう蝕は、歯髄腔に近接した位置から始まるため、進行するとすぐ歯髄に到達してしまう。さらに、深部に向かって進行するのみならず、側方へも進行することから、根面が全周にわたってう蝕に侵され、歯根が折れ歯冠がまるごと喪失してしまう例もあります。
このう蝕のリスクは老化や薬剤の影響によって唾液の分泌量が低下した高齢者では歯周病などと同じく高まっていきます。
根面う蝕の原因は、歯磨きが困難な歯根部であること、唾液分泌量の不足、糖分の多い食生活や、これらの要素が複合したものです。だから、根面う蝕は、予防と治療が難しい部類のう蝕です。
根面う蝕は,歯周疾患に罹患した歯が歯肉退縮を起こし,歯根面が露出した結果発生すると考えられていますが,補綴物(歯の詰め物や被せ物)に接した根面う蝕の発生率は,単に根面が露出した歯より高いことが報告されています。
根面う蝕の予防は難しいといっても、 むし歯であることには変わりはないので、 食生活をはじめとした正しい生活習慣を守り、 むし歯を引き起こす細菌の塊(プラーク)をきちんと除去することを心がけてください。そのためには、 歯間ブラシやデンタルフロスなどの歯間清掃用具は必要です。 あとは3か月から半年に1度、歯科医院に行って 定期健診と徹底したクリーニングを受けるは大切です。また、フッ素入りの歯磨剤を使用する、フッ素入りの洗口剤を用いる、フッ素入りジェルを塗布するなどのフッ素によって歯面の耐う蝕性を向上させる方法も有効です。
ただ、フッ素にだけ頼るのは間違いであり、あくまでプラークコントロールが第一であることを忘れないでください。
2015年6月22日 12:40 AM カテゴリー: 未分類
こんにちわ助手の高木です
今回から虫歯についてお話させて下さい
以前、虫歯は自然には治らないので早期発見、早期治療が必要だと言われてきました。しかし、実は虫歯も自然治癒するのです。お口の中の環境さえ整っていれば歯を削らずに自然治癒を目指すことができるのです。それを知っている我々歯科関係者は小さな虫歯は削らず自然治癒させているのです。そして、歯を削らないことは歯を長持ちさせるために多くのメリットがあり、将来自分の歯を失わないためにはとても重要なことなのです。今回は虫歯を自然治癒させるための条件と歯を削らない治療法、削らなければいけない場合をお伝えします。ぜひ参考にしてください。
1.自然治癒には再石灰化が重要
歯は食事のたびに歯が溶ける脱灰(だっかい)と溶けた歯を唾液の力で戻す再石灰化(さいせっかいか)を繰り返しています。このバランスが崩れた時に虫歯が進行していきます。虫歯を自然治癒させるには出来るだけ脱灰を抑え、再石灰化を多くさせることが重要です。そして虫歯を再石灰化させるには虫歯予防以上に歯を強くしていく必要があります。ただし、自然治癒しているかどうかはレントゲン等で確認していかないと虫歯が大きく進行してしまい、急激な痛みや命の危険さえ及ぶこともあります。かかりつけの歯医者で定期的な確認をしてもらってください。
2015年6月7日 11:11 PM カテゴリー: 未分類
こんにちは 歯科衛生士の井上です。
今回は 学童期においての 予防とケアについてお話しします。
その前に 前回の乳幼児期の予防とケアについては 間違ってoff work Blog の方に
記載してしまいましたので そちらでご確認ください。
学童期 主に小学生の時期においてですが この期間は歯の交換期になります。
2~3歳頃までに乳歯は生えそろいますが 永久歯の生え替わりは5~6歳から
12~13歳頃までに行われます。
乳歯が抜けたり 永久歯が生えてきたりして 歯並びが凸凹しているので
歯ブラシの当て方がとても難しい時期でもあり ブラッシングが大切な時期でも
あります。
最初に生えてくる永久歯は 乳歯の後ろの奥に生えてきます。
これが 第一大臼歯と言われ 生涯にわたり咀嚼の中心となる歯です。
生えたては 歯の背が低く 完全に生えるまで1年~1年半ほどもかかります。
永久歯は 乳歯よりも歯質が丈夫ではありますが 生えたての2年位の間は
まだ 未成熟で酸に対する抵抗力が弱く虫歯になりやすい状態です。
お家でのケアとして 生えはじめたばかりの歯は 歯の背が低いので
歯ブラシを口の横から入れて磨きましょう。
また フッ素入りの歯磨き粉を使用すると良いでしょう。
小学生の低学年までは 保護者の方が仕上げ磨きをしてあげるよに
してください。
学童期は 少しずつ子供は自立し 自己主張が強くなっていく時期です。
そのため 親の目がいきとどかなくなり 食事(おやつなど)のルールも乱れたり
歯磨きがおろそかになったりして お口の環境が悪くなりやすい時期でもあります。
乳幼児期からの 食生活のルールや 歯磨きの習慣がしっかりできていると
虫歯になるリスクも減りますので 幼いうちからの 習慣づけが大切です。
この時期において 一生使う永久歯を虫歯にしないためにも定期的な歯科健診で
予防処置(フッ化物塗布)をするとともに ブラッシング指導を受けることをおすすめします。
2015年5月23日 7:32 AM カテゴリー: 未分類
こんにちは!加藤ですv(^o^)v
今まで2回に渡って紹介してきた唾液のすごさ!今回は最終回です。
“簡単にできる唾液を増やす方法”を紹介したいと思います
方法:たくさんお水を飲む!
唾液が作られるには体の中の水分が必要になります。意識して1日に1.5ℓの水を飲むのが良いとされています。ただし、お茶やコーヒーには利尿作用があるため取り過ぎは逆効果です
方法:よく咬んで食べる!
食べ物をよく噛むと唾液腺が刺激されて、唾液の分泌が良くなります特に昆布をよく噛むことで、昆布に含まれるアルギン酸が唾液の分泌量を増やしてくれます。
方法:食べ物をイメージする!
梅干し、酢の物、レモンなど酸っぱいものを頭の中でイメージするだけで、条件反射的に唾液が分泌されます酸っぱいものだけでなく、今食べたいものでも大好きなものでも効果が期待されるので、いつでもどこでも気軽に行える方法です食べ物の写真を見る。でも大丈夫
方法:舌(ベロ)を動かす!
舌を意識して動かすと、唾液が出てくるようになります!
『口をあけて、舌を前に出して、上下左右に動かす』のが効果的!もしくは、『口を開けずに、ほっぺたの内側からほうれい線を押し上げるように回す』のも良いです。人に見られるのが恥ずかしい場合は、『口を閉じたまま、舌先で奥歯から前歯、反対の奥歯へとなぞる』事を繰り返すと、じわっと唾液が溢れてきます。
方法:唾液腺をマッサージする!
こめかみの下、ちょうど耳たぶの高さに『耳下腺』という唾液腺があります。この位置に両手の指4本をおいて、くるくると回すようにマッサージして下さい!また、親指を揃えて、舌を真下からゆっくりと押し上げることで『舌下線』を刺激できますこの辺りはこりやすい部分ですので、こまめにマッサージを行うと良いです。
いかがでしたでしょうか今回紹介した唾液を増やす方法は、すぐにでもできる方法です是非試してみてください積極的に唾液を分泌させて潤いのある健康的な生活を送っていきましょう
2015年4月24日 11:51 PM カテゴリー: 未分類
こんにちは高木です今回はドックセメントについてご紹介します。
TBS「これが世界のスーパードクター!第14弾」でも紹介された無痛歯科治療を当院でも行っています。
このドックセメントはドック・ホリデー(正式名:ジョン・ヘンリー・ホリデー/によって1800年代に開発されました、
当初は虫歯の防止と歯の神経組織の新陳代謝を復活させるセメントとしてレッドカッパーセメントという名前で臨床に使われましたが、毒性が強く歯の神経を腐らせてしまうので間もなく使われなくなりました。
その後1990年代に入りアメリカ人歯科医師ドクターティムが汚い口腔内で虫歯のない歯に詰まっていた赤色のセメントを見つけその成分分析を行いこのセメントが虫歯を進行させない薬剤を含んでいることを見つけました、まさに民間療法の進んだものだったのです。
その後この銅セメントの有毒性について薬剤師と共同で研究を続け100年の時を経て抗菌性に優れた現在の無毒のドックベストセメントが開発されました。
ドックベストセメント治療法については当院HP無痛治療の項目に詳しく載っていますので、麻酔しない、痛くない、削らない、抜かない、神経をとらない治療をご希望の方はお問い合わせ下さい。
2015年4月17日 10:21 PM カテゴリー: 未分類
こんにちは、DH今野です。
皆さん、歯周病については私の前回の投稿で理解して頂けましたか?
今回は歯周病と全身疾患との関わりについてお伝えさせて頂きます。
歯周病に罹っている方は、脳梗塞や心筋梗塞などになる確率が3~4倍、早産(低体重児出産)も確率が上がり、その他糖尿病や誤嚥性肺炎など多くの病気と深く関係しています。
誤嚥性肺炎はお年寄りや寝たきりの方が、物を飲み込んだり咳をしたりする機能が鈍っているので、知らないうちにお口の中の細菌が気管支や肺に入り込み、肺炎を引き起こします。
この様に歯周病は様々な病気に関連があることがわかってきていますので、お口の中を清潔に保つことが病気の予防にも大切です。
歯周病の予防に定期検診をおすすめします!
2015年3月29日 9:47 PM カテゴリー: 未分類
こんにちは、副院長です。
もうすぐ春分の日ということで花粉症真っ最中という方も多いかと思います。
当院もスタッフの半分が花粉症ということで患者さんもスタッフも大変な時期ですよね。
今回はインプラントの上部構造の固定方法について簡単に書かせていただきます。
固定方法には、セメント固定とスクリュー(ネジ)固定の2種類があります。ざっくりと申し上げますと、
セメント固定は金属またはセラミックの土台をスクリュー(ネジ)で固定して、その上からうわものをセメントでくっつける方法です。
スクリュー固定は土台とうわものをまるごとスクリュー(ネジ)で固定する方法です。
それぞれ利点・欠点があり、これ以外にもありますが症例によっては選択肢が限られてくる場合もあります。
当院では患者様のご希望に合わせつつ、客観的に長持ちしそうな方法をお勧めしておりますので、ご不明な点はどうぞご相談ください。
2015年3月19日 11:25 PM カテゴリー: 未分類
こんにちは、五十嵐歯科の山中です。
皆さんは、くさび状欠損という歯の摩耗症をごぞんじですか?年齢ともに、犬歯や小臼歯などの頬側の歯の根元に生じるう蝕ではない欠損です。
くさび状欠損が生じると、エナメル質が削れて象牙質が露出して、歯ブラシの時に痛みを感じたり、冷たいものが凍みたりします。
くさび状欠損の原因は①研磨剤入りの歯磨剤を使用した硬い歯ブラシでのブラッシング、②強い力での横磨き、さらに③就寝時の歯ぎしり、日中の噛みしめなどのような経時的な強い咬合力によって歯の歯頸部に引っ張り応力が生じた結果の歯質の破壊です。これらが相互的に作用した結果、生じると考えられています。
予防法は研磨剤の入っていない歯磨剤の使用、軟毛から中程度の硬さの歯ブラシの使用、軽圧での横磨きや日中の噛みしめなどをしないことです。
治療法としては、削れたところはコンポジットレジンのような歯質接着性材料を用いた修復処置です。皆さんも日々、歯は大切にして下さい!!
2015年3月14日 1:05 AM カテゴリー: 未分類